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ハンドメイド作家とWebデザイナーとして活動している、わにです。作品づくりの時間を増やすために、事務作業や発信の準備ではAIや便利なツールを使って、効率化を試しています。

デザインフェスタ(DESIGN FESTA、通称デザフェス)では、机から垂らす布やブースを仕切る布に「防炎」のものを使う決まりがあります。でも、いざ探してみると、白や黒の無地ばかり。普通の布なら、かわいい色や柄、ブースの雰囲気や世界観を出せる布がたくさんあるのに、防炎布になると急に選べなくなるんです。しかも、値段も高め。

この記事では、私が何度か出展するなかで実際に買って使ってきた防炎布を、ブースのどこに使ったかと一緒にまとめました。安く済ませたもの、壁の代わりにしたもの、オリジナルで作ったものまであります。

デザフェスの話が中心ですが、ほかの大型イベントでも、防炎布を使わないといけないところがあると思います。ルールはイベントごとに違うかもしれませんが、防炎布選びの参考にしてもらえたらうれしいです。

こんな人におすすめ

  • デザフェスの防炎のルールを読んだけど、何を買えばいいか分からない人
  • 白や黒以外の防炎布で、ブースの世界観を出したい人
  • レンタルの壁が高くて、ほかの方法を考えている人

この記事でわかること

  • 防炎の布が必要になるのは、どんなとき?
  • 机まわり・ブースの後ろに、実際に使った防炎布
  • オリジナルの防炎布を作るメリット

どんな布が「防炎」じゃないとダメなの?

まず、デザフェスのルールです。出展者案内では、次のようなものに防炎製品を使うよう書かれています。

  • 机から10cmより長く垂らす布
  • 机の側面を隠す布
  • ブースを仕切るもの(壁面パネル、垂れ幕、布など)
  • 床に敷く布、ラグ、カーペット
  • 机の上以外で使う、自作の家具や什器

防炎製品には防炎ラベルの表示が必要で、当日は防炎ラベルや証明書を持っていくようにとされています。

注意したいのが、防炎スプレーや防炎塗料を使ったものは、防炎製品として認められないことです。手持ちの布にスプレーをかければいい、というわけではありません。

(2026年5月のvol.63の出展者案内より。ルールは回によって変わることがあるので、出展する回の案内を必ず確認してください。ほかのイベントに出るときも、そのイベントの出展者案内を確認してください。)

防炎布はデザフェスでも買える。でも……

防炎布は、デザフェスのレンタル備品係でも買えます。ただ、ラインナップはこんな感じです。

  • 防炎ポリエステル布(ホワイト/ブラック):1,800円
  • 防炎遮光布(ブラック):4,000円
  • 防炎綿布(生成):2,500円

(2026年10月時点のレンタル備品カタログより)

白とか黒とかの無地の地味な色だったら、デザフェスでも買えるし、お店でも結構買えます。でも、色や柄が少ない。ここが本当に困ったところです。

なので私は、代用できそうなものを探したり、安く手に入るもので代用したりして検討しました。そして、長く使うものに関しては、もうオリジナルで作ってしまったほうがいいと思いました。

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白黒以外の色が欲しいと、急に選択肢が少なくなるんですよね。

机まわりに使った防炎布

机の脚を隠す:白い防炎シート

いちばん最初に出展したときに買ったのが、防炎シートです。工事現場の足場にかかっている、ブルーシートみたいなシートの白いものです。Amazonで買いました。

とにかく安かったです。

質にはこだわらず、ただ白く隠したかったのと、机の脚を隠せればよかったので、これで十分でした。机には大きなクリップで、頑張って留めました。

その上から10cmくらい垂れる部分は、ほかのテーブルクロスでカバーできます。机の脚さえ隠れればいい、という人は、これでいいと思います。

机の前に床まで垂らす:防炎テーブルクロス

机の上にかけて、前に垂らすテーブルクロスも防炎のものにしました。こちらもAmazonで買ったものです。

私は机の前に、床すれすれまで垂らしました。140cm×230cmの大きさで、色も14色から選べます。白黒以外の色を使いたいときに助かりました。

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最初の出展は、とにかく白く隠せれば十分でした。

ブースの後ろは、防炎カーテン+背景スタンドで区切る

デザフェスでは、ブースの後ろに立てる壁(木製パネル)を借りることもできます。でも、これが結構高いんです。

  • 木製後部パネル(180cm×210cm):22,000円

(2026年10月時点のレンタル備品カタログより)

一回しか借りないのに、この値段。結構ためらう金額ですよね。

私も壁を借りたことがあります。壁があるとかなり装飾もできて、楽しいし、見栄えもいいです。でも、せっかく作った壁も一回でなくなってしまうし、その値段は一回分なんです。

そこで私は、背景スタンドを別で買って、そこに防炎カーテンを引っかけて、後ろのブースとの区切りにしました。カーテンは約1万4千円(幅300cm×丈200cm)。スタンドと合わせても、一回買ってしまえば何回も使い回せるので、出展するたびに壁を借りるより安くなります。

カーテンはサイズを選べるものがいい

私が買ったのは、幅と丈をオーダーできる防炎カーテンです。ブースのサイズに合わせて選べるので、こういうタイプがおすすめです。

実は、スタンドのポールに通せるように、カーテンの上を筒状にする加工をしてもらったんです。でも、ポールが太すぎて通らなくて。結局、スタンドに付いていた洗濯バサミで挟んで留めました。

なので、ポールに通す加工にこだわらなくても大丈夫です。たとえば、びっくりカーペットの防炎カーテン『フローラ』は、40色から選べて、幅と丈をオーダーできます。無料サンプルもあるので、ブースに合う色を確かめてから選べます。

びっくりカーペット 防炎カーテン「フローラ」

背景スタンドは「脚」を絶対に確認する

背景スタンドは、EMARTのものをAmazonで買いました。幅と高さを伸ばしたり縮めたりできるタイプで、大きさの違うものを2つ持っています。2ブース借りるとき、3ブース借りるときで、組み合わせて使っています。

1ブースの横幅は180cmですが、スタンドの脚があるので、180cmぴったりには置けません。1ブースで使うなら、小さいほう(240cm×240cm)を選んでください。商品ページによると、小さいほうは幅103cmまで縮められますが、大きいほう(240cm×300cm)は幅188cmまでしか縮まないので、1ブースには入りません。

そして、背景スタンドを買うときに一番大事なのが、脚の形を確認することです。脚が三脚みたいに広がるタイプや、ポールの前後に脚が出て奥行きが必要になるタイプなど、いろいろあります。

ブースはかなり狭いので、横や後ろのブースに迷惑をかけないように、脚は絶対にちゃんと確認してください。

持ち運びについては、専用の収納バッグが付いてくるので、バッグに入れて運べます。ただ、まあまあ重たいです(大きいほうは商品ページで8kg)。重さが大丈夫な人や、会場に送ってしまえる人、車で搬入できる人には、こちらもおすすめです。

車がなくても、大きな荷物は赤帽にまとめて運んでもらう方法もあります。私が赤帽で搬入したときのことは、こちらにまとめています。

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壁を毎回借りるより、カーテンとスタンドを買ったほうが結局安かったです。

長く使うものは、オリジナルで作る

色や柄が少ないなら、作ってしまえばいい。長く使うものに関しては、オリジナルで作るのがいちばんだと思います。一回作ってしまえば、いろんなイベントで使えるのもいいところです。私は2つ作りました。

横断幕:ラクスル

横断幕は、ラクスルで作りました。データは自分で作って入稿しています。

  • 生地:防炎トロマット
  • サイズ:1.8m×0.6m
  • 片面カラー、周囲縫製(ハトメなし)
  • 値段:9,229円

使い方は、後ろのカーテンの上のほうに重ねて付ける感じです。カーテンは下まであって、その上のほうに横断幕が重なっている。屋台ののれんのようなイメージです。

机の上に重ねる布:おたクラブ

もうひとつは、おたクラブの防炎布です。防炎布にデザインを印刷して、看板のようにロゴを入れました。

使い方は、机にテーブルクロスを敷いて、その上に、このロゴ入りの小さめの布を飾りとして重ねる感じです。二重に置くと、無地のクロスだけよりぐっとブースらしくなります。

おたクラブの防炎敷布は、商品ページで防炎の証明書がPDFで用意されています。当日はこれを持っていけば安心です。

おたクラブ 防炎敷布(900mm×1200mm)

データ作りは、少し知識が必要

オリジナルで作る場合は、印刷用のデータを用意する必要があります。私は本業がデザイナーなので、自分でデータを作れますが、少し知識が必要だったり、専用のデザインソフトが必要だったりすることもあります。

自分で作るのが難しいときは、デザインソフトが使える人にお願いするのもありです。私もデザイン制作をお受けしているので、気になる方はお気軽にご相談ください。

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一回作ってしまえば、次の出展からずっと使えます。

看板以外の名刺やショップカードなど、出展用の販促物はこちらにまとめています。

当日は、防炎ラベルか証明書を持っていく

防炎の布を使うときは、当日に防炎ラベルや証明書を持っていくのがルールです。

正直に言うと、私はこれまで当日に防炎ラベルや証明書を見せてと聞かれたことは一度もありません。でも、ルールで決まっていることなので、聞かれなくても持っていきましょう。

  • ラベルが付いている布は、ラベルを切らずにそのままにしておく
  • ラベルがないもの・オリジナルで作ったものは、証明書を用意しておく

オリジナルで作るときは、注文するときに防炎の生地を選べるか、証明書が出せるかを確認しておくと安心です。

まとめ:安く済ませるところと、作るところを分ける

防炎布は、白や黒の無地ならデザフェスでもお店でも買えます。でも、色や柄にこだわりたいと、急に選択肢が少なくなります。

私の場合は、こんなふうに分けました。

  • 机の脚を隠すだけなら、安い防炎シートで十分
  • ブースの後ろは、壁を借りるより、防炎カーテン+背景スタンドを買って使い回す
  • 長く使うものは、オリジナルで作る

デザフェス以外のイベントに出るときも、防炎のルールがあるかどうかを、出展者案内で確認してみてください。

ほかの持ち物は、こちらの記事にまとめています。

デザフェス出展の持ち物リストを読む